こんにちは!ヤプリでAndroidエンジニアとして1ヶ月インターンに参加させていただきました、寺澤といいます☺️ 短い期間でしたが、ヤプリでのインターンを経験して感じたことを素直に書いていこうと思います!
目次
Yappliについて
Yappliは、プログラミング不要でネイティブアプリを開発・運用できる ノーコード型のアプリプラットフォーム です。
通常、アプリ開発にはプログラミング知識が必要ですが、Yappliではドラッグ&ドロップや簡単な設定だけで、iOS・Android に対応した本格的なネイティブアプリを作成できます。
インターンで取り組んだこと
アプリ研修
最初の1週間は、Yappliを使ったアプリ開発研修がありました。インターン生だけでなく、入社する全社員が取り組むようです。
Yappliでどのようにアプリが作れるのかを知るだけでなく、社員自身がYappliの使用感を確かめ、社内の声からヤプリをよくしていこうという狙いがあるみたいです。
自分はこの段階で、Yappliで実装できる機能の豊富さと、その実装の手軽さに衝撃を受けました(笑)。
これまで自分が時間をかけて、1から実装していた機能も、YappliだとCMS(コンテンツ管理システム)でポチポチしたら簡単に作れちゃいます…笑
これは多くの人に触ってみてほしいです!
遊撃チームで改善チケットの対応
Androidの遊撃チームに参加させていただき、以下の流れで改善チケットの対応を行いました。
👉チケット内容の確認&見積もり→ 実装・改善 → PR&レビュー → QAチームにレビュー依頼
自分が対応したチケットは、電子書籍機能(PDFファイルや画像ファイルををアップロードするだけで、本格的な電子書籍が作成可能)のヘッダーを追加するというものでした。
既存機能ではあったものの、AndroidViewからJetpackComopseに書き換えたタイミングで実装漏れが発生していたようです。
変更自体は小規模な改善チケットでしたが、詳細な部分まで社員さんから的確なレビューをいただけるので勉強になることばかりでした!
仕様調整の際は、iOSエンジニアやアプリデザイナーと連携しながら実装を進めていきました。
自分の中で「こうすればいいかも?」と思うことがあれば、既存UIと自分の作った新しいUIを並べて、どんどん提案させていただきました✨
デザイナーとのすり合わせの結果、ヘッダーの追加と表示/非表示の切り替えアニメーションの改善まで対応させていただきました! より良いデザインを考えて実装範囲を広げていくのはとても楽しかったです!
ちなみに自分はAndroid Viewの時代からAndroid開発を始めましたが、今はJetpackComposeしか書けません…笑
みなさんは覚えていますか?constraintlayout
とか、懐かしく感じてしまいます。
社内アプリのネイティブ化
Flutterで実装された社内向けアプリ「Demo Yappli」のAndroidネイティブ化を担当しました。
Dartに馴染みがなく、既存アプリとの差分チェックに苦労しましたが、メンターさんをはじめとした周囲の社員さんが手を差し伸べてくれるので安心して取り組むことができました。
初めは「既存アプリのネイティブ化」という枠にとらわれていましたが、社員さんから「大失敗して迷惑がかかるなんてことは絶対ないから、思いついたことガンガン試してみよう!」と言ってもらったことで、意識が切り替わりました。
それまでは「既存アプリを再現すること」に注力していましたが、そこから一歩踏み込み、自分で UX 改善案を考えたり、気になる実装を自由に試すことに挑戦できました。
インターン生であっても、プロダクトを良くしていこうという気持ちが歓迎される環境で、心理的安全性の高さを実感しました!
社員の方との1on1
インターン中は多くの社員の方と1on1の機会をいただきました。
社員の方々を介してリレー形式で行われ、自分の場合は、
エンジニア → PDM → UXデザイナー → フィールドセールスの順で、エンジニア以外の方とも幅広くお話しすることができました。
Yappliのプロダクトがどのようにユーザーの手元に届くのかを知ることができましたし、自分のキャリアビジョンや理想とする人物像を明確にできたことはとても良かったです。
そして最も強く感じたのは、社員のみなさんのヤプリ愛です!
ヤプリで働くことの面白さや、Yappliの強みを楽しそうに話してくださる社員さんが多く、自分も自然とワクワクした気持ちになったのを覚えています(笑)
開発者自身がプロダクトに強い愛を持っているのは素晴らしいことですよね✨
自分の興味のままに、ビジネスサイドまでバトンを繋げてくださった皆さんには感謝しかありません💦
アプリエンジニア志望の学生にヤプリを体験してほしい
さて、ここでタイトルの回収になります。この記事で伝えたいのは、アプリプラットフォームの開発が新しい選択肢になるのでは?ということです。
自社開発や受託開発、SESなど、就職活動を進めていると、エンジニアの働き方にもさまざまあることを知りますが、 今回のインターンを通じて、プラットフォーム開発が自分の新たな選択肢に加わったと感じています。
多くのユーザーにアプリを届けられるというやりがい
インターン参加時点(2025/3)で、Yappliは800を超えるアプリをリリースしているそうです。
そしてふと、自分のスマホのアプリを振り返ると、Yappli製のアプリがいくつか入っていることに気づきます。
YappliはBtoBtoCのビジネスモデルであり、顧客(Yappli導入企業)を通して、その先にいる消費者にアプリが使われます。
一般的な開発とは異なり、1つの機能開発の影響範囲がはるかに広く、数百のアプリを通じてその先のユーザー体験に直結します。
より多くのユーザーを相手にしたいというエンジニアであれば、そのスケールの大きさにワクワクしますよね!
実際、コンシューマ向けアプリはYappliでも特に導入数が多く、私たちの生活の中でも多くのYappl製のアプリを発見することができます!
少し意識して街を歩いてみれば、「これもヤプリなんだ…の連続です(笑)」
自分が携わった開発が、800以上のアプリを通じて、その先にいる多くのユーザーに影響を与えるというのは、他のモデルと異なる大きなやりがいと魅力があるのではないでしょうか!
汎用性という複雑さへの挑戦
開発者からすると、プラットフォーム開発ならではの難しさもあるようです。
一般的な受託開発の場合、特定のクライアントのニーズに合わせて機能を設計・開発すれば、それで完結することもあります。
しかし、プラットフォーム開発の場合、1つのクライアントから届いた改善要望をそのまま適用することはできません。
なぜなら、Yappliで提供しているアプリ数は膨大であり、1つの機能改善がすべてのクライアントアプリに影響を与えるためです。
個別の要望をピンポイントに解決するのではなく、各要望に隠れる共通のニーズを探して、汎用性を持たせながら解決していく。 その難しさ・複雑さがやりがいであり、Yappliを開発する中で楽しい部分でもあるようです!
さいごに
ヤプリインターン、おすすめです!(笑)
自分の場合は、ヤプリの本選考の過程でインターンに参加させていただきました。
時期的にも、他社選考と並行してバタバタしていましたが、そこはすごく柔軟に対応してくださり、 無理なく業務を進められたのもとてもありがたかったです。
インターンに不安を感じる人も安心して参加できると思います。 心配事があれば、人事の門馬さんに相談してみましょう!安心感の塊のような方で心強いです☺️
そして繰り返しになりますが、プラットフォーム開発という選択肢をみなさんにも知っていただきたいです。
ヤプリやノーコードプラットフォーム開発に興味のある方は、ぜひ検討してみてください!