Yappli Tech Blog

株式会社ヤプリの開発メンバーによるブログです。最新の技術情報からチーム・働き方に関するテーマまで、日々の熱い想いを持って発信していきます。

QAカンファレンス「JaSST」 〜プロポーザル採択までの道〜

この記事は 「ヤプリ&フラー 合同アドベントカレンダー #1」 の24日目の記事です!🎄

こんにちは。ヤプリでQAエンジニアをしているぐっさんです。

今年、ヤプリQAとしては勉強会の開催、テックブログの積極的な更新やQA外部イベントへの参加などチーム内外問わず様々な場面でのQA技術発信を目標に活動をしてきました。

その一つとして、毎年行われていますQAエンジニアを対象とした技術カンファレンス「JaSST’26 Tokyo」に、ヤプリQAとして初めてプロポーザル投稿へと挑戦しました。

結果無事1名のプロポーザルが採択されましたので、本記事では、チーム一丸となって実施したプロポーザル採択に至るまでの道のりについて紹介したいと思います。

JaSSTプロポーザル提出に向けた流れ

過去に採択された内容や近年の採択傾向からみた案の分析

まずは、近年採択されたプロポーザル内容をまとめながら採択傾向を分析しつつ、ヤプリQAとして登壇できるネタの情報収集をするところから始めました。 ツールはNotebookLMを利用し、近年JaSSTで採択されたセッションの内容を読み込ませ、傾向分析を出力しました。

採択傾向を分析しまとめた内容をFigmaへ

実際にNotebookLMで出力された内容と、私自身が予測した採択傾向と比較してみましたが、ほぼ乖離はないように思えました。

特に近年は生成AIを普段のQA業務にどのように活かしているか、生産性向上の具体事例などが注目を集めているように思えます。

QA&外部イベントの登壇経験のあるエンジニアとの案出し会の開催(全2回)

採択傾向をまとめた後は、実際に内容を読み合わせながらヤプリQAとしてどのような内容であれば採択を狙えるか、今回の取り組みのメインとなる案出し会を行いました。

当初はQAメンバーのみを集めて行おうと計画していましたが、弊社にはQA以外のアプリやサーバーサイド、フロントエンドなど各エンジニアは外部カンファレンスでの登壇経験も多いので、これを活かさない手はないと協力を仰ぎました。 当日は快く参加いただき、また弊社と資本業務提携を結んでいるフラー株式会社のQAさんもお招きして総勢16名で開催! 人数も多いので、以下のような流れで2回に分けてFigmaで出した案をまとめていきました。

全2回の案出し会の流れ

実際の案出し〜決定までの様子(Figma)

ヤプリQAとして今現在実施している取り組み施策の内容やその結果を元に案を出していきました。 ですが、JaSSTの開催は来年3月ということもあり、特に今現在進行中の施策に関しては、3月の開催時点で施策がどのような結果を生み出しているべきか、ある程度期待値の予測をする必要がありました。

もちろん、実際に結果は変わってくるとは思いますが、目標を立てる時と同じく施策に対する期待値や未来を考えていく作業は思ったより難航を極めました。 また、登壇経験のある方からも、Yappli開発環境ならではのQAの難しさを体系的に表していくのも一つ案としてアドバイスいただきました。 このように施策に対する期待値や実践的な事例を踏まえ、出た案をグルーピング、そして2回目で案出しに参加したメンバー間で投票を行い、案を決定していきました。

ヤプリQAとしての珠玉の案をプロポーザル投稿案を再構築、校正→提出へ!

出た案の中から登壇挑戦するメンバーでプロポーザル投稿できるように案を再構築し、案出し会に出席いただいたQA+開発メンバーからのレビューを挟み校正していきました。

私も登壇挑戦のうちの一人でしたが、実際に登壇することをイメージしながら、聴講いただいた方が一人でも多く自社に持ち帰ることのできるような学びを得られる内容を考え、プロポーザルとして打ち出していくのは非常に難しく、生成AIの力も借りながら修正→レビューを繰り返していきました。 登壇挑戦3名のそれぞれの案を作成しレビューしていったので、投稿締め切り日ギリギリまで調整し、なんとか全てのプロポーザルを提出。 あとは採択を祈るだけです🙏

まとめ.採択結果と今年一年の総括

そして結果ですが、最終的には「AIエージェントを活用したQAナレッジの蓄積」に関する提案で採択をいただくことができました! 慣れない作業でQAメンバー一同試行錯誤しながらの挑戦となりましたが、登壇経験のある開発エンジニアの方々にもご参加いただいたことで、QAだけでは気付けない視点やアイディアを収集でき、皆さんの協力により喜ばしい結果を得られて一安心しています。

冒頭で書いた通り、今年はQAエンジニアとして外部発信強化に向けた文化醸成に注力していった一年でした。 QA業務を安定させていく前提は崩さずに、自動テストの仕組みや基礎を学習しながら構築を実践していくメンバーを増やしたり、品質を維持させつつリリース速度を上げていけるように消化チケットを可視化したり等、各々新しい挑戦を実践していきました。 その中で、失敗談や得た知識を発信することでQA間で技術の伝播、モチベーションを高め合うような文化が作れたと思います。

まだまだブログの執筆を中心とした活動になりましたが、来年はさらに登壇やQAイベントの主催などを視野に入れた技術発信ができるように、引き続き頑張っていきます。

▼今年のヤプリQA執筆テックブログ一覧です。一年間お疲れ様でした!

JaSST '25 Tokyo に今年も行ってみた - Yappli Tech Blog

NotebookLMとAtlassianMCPによるリグレッション観点作成の取り組み - Yappli Tech Blog

バグバッシュのすゝめ - Yappli Tech Blog

ヤプリQAチームの紹介 - Yappli Tech Blog

PlaywrightのE2Eテスト実行はなぜ速いのか? -Seleniumとの比較- - Yappli Tech Blog

ひとまずは、来年のJaSST’26 Tokyoの登壇ですね。 セッションのより詳しい内容はぜひ、来年のJaSST’26 Tokyoのタイムテーブルの開示をお待ちください。

jasst.jp

2026年3月20日(祝) 東京ビッグサイトの会場でお待ちしております!