Yappli Tech Blog

株式会社ヤプリの開発メンバーによるブログです。最新の技術情報からチーム・働き方に関するテーマまで、日々の熱い想いを持って発信していきます。

ヤプリでの2ヶ月間のインターンレポート

はじめに

こんにちは、ヤプリのサーバチームでインターンをさせていただいています。木下です。

1月から2月まで2ヶ月間ヤプリでインターンをさせていただき、感じたことを正直にお伝えしたいと思います。(文章量多めですみません)

ヤプリについて

アプリプラットフォーム「Yappli」を開発・提供している株式会社ヤプリは、「Mobile Tech for All」をミッションに、モバイルテクノロジーで世の中をもっと便利に、もっと楽しくすることを目指している会社です。

「Yappli」は、アプリ開発・運用・分析をノーコード(プログラミング不要)で提供するアプリプラットフォームです。導入企業は600社を超え、店舗やEコマースなどのマーケティング支援から、社内や取引先とのコミュニケーションをモバイルで刷新する社内DX(デジタルトランスフォーメーション)、バックオフィスや学校法人の支援まで、幅広い業界の課題解決に活用されています。

私自身、使っていたアプリの中にYappliで作られたアプリもあり、驚きました笑

やったこと

インターンでは、以下の2つのチケットをしていました。

  • 画像の入稿フォームのバリデーションの変更
  • 画面上での設定項目の追加

参加してみて感じたこと

「再構築」の考え方が浸透している

ヤプリのバリューにある「再構築」が、社内でもよくワードとしてよく聞きました。

YappdateDayという業務を止めて改善するようなタスクをする日を設けてサービスの改善をしていることや、MTGなど既存で行っている取り組みを再構築して改善するということをしていたので、バリューが浸透しているなと肌で感じることができました。

YappdateDayについてはこちらの記事をご覧ください。

tech.yappli.io

すごいオープン!

全社の朝会や定例のMTGなど、サーバチームとして社員の方と同じように参加していました。

また、社内Wikiの閲覧などでインターン生だからと制限されることがなく、色々な情報を得ることができました。

心理的安全性の高い組織

インターン中はフルリモートで、基本的に会話はSlackで、他にZoomやDiscordを使っていました。

Slackでわからないことを呟いたり質問したりすると、メンターの中川さん含め、エンジニアの方々が即レスで返答してくださって、なんでも聞いていい環境なんだと感じて、安心してインターンすることができました。

ヤプリのサービスとチームドリブンがすごい!

インターン中に、「神ヤプリ」というYappliで作られたおしゃれなアプリをランキング形式で讃える(?)会があり、そこで紹介されたアプリのデザインがどれも同じプラットフォームで作られたものとは思えないほどデザインが違く、各アプリそれぞれの特徴を持ったものでした。

これは、機能を作るエンジニアも重要ですが、受注するところから、クライアントの問題をヒアリングするディレクターの方々や、クライアントにマッチするデザインを作るアプリデザイナーの方々、リリース後に継続して価値を届け続けるカスタマーサクセスの方々など、多くの部署の方々が連携することで、クライアントやエンドユーザに価値を提供できているんだなと感じました。まさにチームドリブン!

ヤプリの貢献性

業務とは直接関係のないことですが、インターン中に家族でやよい軒に行った際に、親がやよい軒のアプリのヘビーユーザで、ポイントカードのポイントが貯まって、私にサラダをくれました笑

そんな感じで、ヤプリのサービスはBtoBですが、toBの先にリリースされたアプリを使うエンドユーザとして私の身近な人もいるBtoBtoCのサービスだと感じました。

一般のBtoBサービスは身近な人はあまり使わないため、目に見える達成感ややりがいを感じずらいと思うので、ヤプリだからこそ感じられる達成感ややりがいだと思いました!(まだ私の変更は反映されてないので貢献度は0ですが笑)

学び

相手に理解しやすいように伝えること

プルリクエストで他エンジニアの方にレビューしてもらったり、QAさんに見てもらったりするときに、説明欄などで伝えていましたが、自分の書いたコードやコミットメッセージ、文章が相手にどのように伝わるのかを考えて書くことがとても大事だと学びました。

また、チケットに関することでディレクターの方やQAの方と会話する場面が多々ありましたが、その際に非エンジニアの方に処理の流れを伝えることの大変さを学びました。

結構エンジニア間だと専門用語を使いがちですが、相手が理解できるように伝えることが重要ですね。

問題点の切り分け

詰まったり、うまくいかなかったりしたときに、どこまではできていて・どこからできていないのか、どこが上手くいっていないのかという問題を切り分けるということが重要だと改めて感じました。

特に、DBにデータを保存する処理ですと、フロントエンドで送れているのか、サーバサイドで受け取れているのかなどサーバごとに切り分けたりするので、エンジニアリングにおいて学びになりました!

gRPC、Protobuf周りの知識

このインターンで初めてgRPCを触ったので、とても学びになりました!

Protobuf周りで詰まったりもしましたが、いい経験でした...!

Protobuf周りでハマったことについては、こちらの記事で詳しく書いてます。 tech.yappli.io


いろいろ学びがありつつ、自分の中で改善点も見つかったので、今後に活かしていきたいと思います!

おまけ

ここで、メンターの中川さんが素晴らしいメンターさんだったので、名言集の一部とともに素晴らしい点をご紹介します。(このためにお言葉があるたびにメモしていました)

「コミュニケーションは質より量」

これは、最初の1on1の時に言われた言葉です。

確かに、最初の距離を縮める段階では、質の高いコミュニケーションをとるよりも、まず量が大事ですね。

この言葉で、「うわー、この人めっちゃいい人だ...!」と思った記憶があります。

「忙しいかどうかは僕が決めるのでどんどん質問してください!」

これは、忙しそうだからと質問することを躊躇していた私にかけてくださった言葉です。

何回も仰られてましたし、Slackで質問すると中川さんが即レスしてくださるので、質問するハードルがだいぶ下がりました。本当に感謝です。

「事後承認でまずかった場合は僕が注意されるだけなので気にしないでください!」

これは環境構築に必要なツールの申請の際に、上長承認が必要で、早く環境構築をするべきと判断した中川さんがかけてくださった言葉です。

後輩や他人がミスした時の責任って簡単に負えないと思うんですが、そこを中川さんは簡単に負ってくださるので、本当に信頼できる方だと思いました。

「僕は性格悪いのでゴールでニヤニヤしてます」

これは、私が詰まって質問したときにかけてくださった言葉です。

確かに一見性格悪く見えますが、簡単に答えを言うのではなく、私に考えさせるよう質問で誘導したり、「なんでですかね〜」って問いかけてきて、今できていること・できていないこと、わかっていること・わかっていないことなど問題の要点を整理しながら誘導してくださるので、自分で考えるいいトレーニングでした。

一方で、ヤプリ独特の仕様やルールが原因で、考えてもしょうがない時はすぐ教えてくださるので、すごくありがたいです。


以上名言集でした。たった2ヶ月間でこんなに名言が出てきたので、素晴らしい方なのは間違いありません。

おわりに

ヤプリのインターンでは、エンジニアとして学びが多くあり、成長できた楽しいインターンでした!!

また、社内の雰囲気、取り組みなど色々知ることができ、貴重な経験になりました!

ヤプリに興味ある方はもちろん、ノーコードのプラットフォームビジネスに興味ある方、選考やインターンへの参加を検討してみてはいかがでしょうか? open.talentio.com