Yappli Tech Blog

株式会社ヤプリの開発メンバーによるブログです。最新の技術情報からチーム・働き方に関するテーマまで、日々の熱い想いを持って発信していきます。

Vue Fes Japan 2025 と After Talk に参加しました:登壇の学びと振り返り

フロントエンドエンジニアの青瀬ユウ (@aose_developer) です

ヤプリは Vue Fes Japan 2025 にプラチナスポンサーとして参加しました

vuefes.jp

今年は自分がプラチナスポンサーセッション枠で登壇させていただきました

また、11/11 には After Talk も開催されたため、少し時間が経ちましたが、改めて Vue Fes Japan 2025 を振り返って、個人的な学びをまとめます

セッション資料 (@aose_developer)

speakerdeck.com

After Talk 資料 (@k0n_karin)

speakerdeck.com

登壇準備

ヤプリのプラチナスポンサー参加が決定し、マネージャーからの打診もあって登壇が決まりました

今回は個人開発のライブラリをテーマに据え、業務の合間を縫って「あーでもない、こーでもない」と研究と構想を練っていました

しかし、気づけば本番目前になり、そこから一気に本腰を入れて登壇に合わせてnpmパッケージを3つリリースし、発表時間に収まるようギリギリまでスライドを調整する日々でした

Vue Fes の様子

クリエイティブウォールに描いたYappli

プラチナスポンサーセッションは午前中だったため、当日は会場入りしてから登壇が終わるまで、自分だけ別行動となりました

その間、ヤプリのスポンサーブースでは人事の方をはじめ、全員で準備と宣伝を行なっていました

ヤプリブース設営中の様子

プラチナスポンサーセッション枠はEvan You によるキーノートの直後で、ありがたいことにキーノートと同じ広いトラックでの発表でした

登壇直前の様子

到着後すぐに控え室で最終調整を行なっていましたが、部屋の大きさもさることながら、「あれほど多くの聴衆を前に堂々と発表するEvanすごい……」と、真横の控え席で圧倒されていたのを覚えています

登壇中の様子

実際に壇上に立ってみると、スポットライトの強さや客席から注がれる視線が、どことなくライブ会場のステージに似ているようにも感じました

登壇の学び:緊張との戦い

このテックブログでは、セッション内容ではなく「初めての大規模カンファレンスで登壇し、極度の緊張と戦った経験談」にフォーカスして学びをまとめます

当日のプチパニック

これまで何回かLTなどの経験はありましたが、これほど大きなイベントと会場での登壇は初めてでした

元々あがり症で「極度に緊張すると喉周りの筋肉が硬直して発声しづらくなる」という課題がありました

これは対策を重ねても改善が難しかったため、ある程度想定はしていましたが、当日は案の定、登壇の冒頭からその症状が出てしまいました

そのため、過去の失敗の記憶も蘇り、一種のプチパニックに陥りました

トークスクリプトのジレンマ

過去のLTでは、この対策として「口語調のトークスクリプトを完璧に用意して本番は読み上げに専念する」方法を試しました

しかし、発声しづらくなる現象とかみ合わず、かえって緊張するという悪循環でした

かといって用意無しでアドリブで話す練習をすると、「えー」「あー」といった不要な繋ぎ言葉が増えてしまい、今度は聞きづらくなってしまいます

端的にいえば「トークスクリプトを用意して読み上げても失敗するし、無くても失敗する」というジレンマです

最終的に今回はトークスクリプトを用意して、次に紹介するポイントを徹底する戦略で本番に臨みました

立て直しのために意識したポイント

案の定、セッション冒頭で発声しづらくなりました

しかし、事前練習で得た以下の3点を徹底したところ、途中から冷静さを取り戻し、落ち着いて発表を終えることができました

とにかく「ゆっくり」言葉を紡ぐ

幸い、自分が焦っていることは客観的に認知できていたため、その都度、意識的にペースを落としました

具体的には「スライドの間は指で2カウント数える」「句読点ごとに必ず無音・間を作る」といった、精神論ではなく定量的な対策です

緊張時は自分が思う以上に早口になりがちですが、これらの対策が個人的には上手く機能しました

「えー」「あー」を意図的に封印する

「ゆっくり話す」とセットで「アドリブで上手く話そう」という意識を捨て、不要な繋ぎ言葉を排除することに専念しました

こうした言葉は自然に話そうとすると出がちですが、「淡々と読み上げるくらいで良い。言いそうになったら、代わりに無音を作る」と強く意識しました

これは練習時から心掛けていたため、本番でパニックになっても実行できました

(できる範囲で)聴衆を見渡す

上記によって無音(=間)が生まれたことで冷静さを取り戻し、できる範囲で聴衆を見渡す余裕が生まれました

登壇側からすると「自分対その他大勢」に見え、萎縮しがちです

しかし、当たり前ですが「その他大勢」は個人の集合なので、一人ひとりに目を配る意識を持つことで「その他大勢」からの圧は多少軽減できた気がします

また、聴講者側は(良い意味で)登壇者の緊張具合など気にしていないので、「よく見せよう」と考えるだけ無駄だと開き直れたのも良かったです

これら意識したことで冷静さを取り戻せましたが、何より「自分が本当に伝えたい内容」だったからこそパッションが乗り、結果的に自分の言葉で話せたことが大きかったと思います

After Talk の様子

また、11/11 にはスポンサー7社によるアフターイベントが開催されました

終盤では懇親会もあり、オフラインで社外のエンジニアの方々と交流を深められたので、非常に刺激を受けました

このイベントでは、弊社フロントエンドチームマネージャーのこん (@k0n_karin) が登壇しています

LTの様子

Vueのリアクティブシステムは奥が深く、「勉強」が大事というお話でした

自分のセッションテーマも、 alien-signals を活用したリアクティブシステムを取り扱っているので、興味がある方はぜひ両方見てください

「自作OSSは良いぞ」

まとめ

クリエイティブウォールの前で撮った集合写真

昨年も何回かLTに挑戦しましたが、 Vue Fes Japan という大きなイベント・大きな会場での登壇経験は、個人的にも様々な学びと成長を得る貴重な機会となりました

一昨年に初参加してから、まさか自分が登壇する側になっているとは想像もつきませんでした

この登壇がOSS開発のきっかけにもなり、社外の方々やコミュニティの方々と交流が生まれたことも、大変嬉しく思います

社内メンバーを含め、関係各位の皆様に心より感謝いたします

ありがとうございました

おわりに

ヤプリでは、技術的な関心が高い方やOSSに取り組んでいる方、業務改善が大好きなエンジニアなど、幅広く大募集しています!

是非カジュアル面談でお話しましょう!

open.talentio.com