この記事は Yappli Advent Calendar 2024 の16日目の記事です。
こんにちは!アプリ申請チームの山崎です。
ヤプリには、申請代行をメインとするアプリ申請チームがあります。私は今年の4月からアプリ申請チームに異動しました。
それまでは、お客様からのメールやチャット対応を行う問い合わせ対応チームに所属していました。
今日は、チームを異動して感じたことや気付いたことについてお話ししたいと思います!
チーム異動のきっかけ
まず簡単に経緯をお話しすると、私が所属していたカスタマーサポートチームには10名のメンバーがいて、全員で問い合わせ対応とアプリ申請の両方を担当していました。
ところが、アプリ申請業務の専門性が年々高まってきたため、2022年にチームを5名ずつに分けることになりました。
その後2年が経ち、Apple社やGoogle社の規約変更への対応、ビルド作業、増え続けるイレギュラー案件などなどで、申請チームはかなりの業務量に…。
「新しく人を採用するより、過去に申請経験のある問い合わせチームのメンバーを異動させたほうがスムーズでは?」ということで、私に声がかかったというわけです。
異動して気付いたこと
異動する前は、「昔やったことあるし、大丈夫でしょ!」と楽観的に考えていたのですが、実際にやってみると意外なところで苦戦しました。
例えば、数年前には必要なかった作業が追加されていたり、仕様が変わっていたりすることに気づけず、ミスにつながることも…。
過去の知識が逆に足かせになるというのは盲点でしたし、気を引き締めていかなければならないと痛感した出来事でした。
それからは、ミスを防ぐためにチェックリストを作ったり、1on1で相談したりと、同じことは繰り返さないよう工夫を重ねています。
ですがまだまだ知識が足りていない部分もあるので、一つ一つ丁寧にこなしていこうと思っています。
大変だったこと
異動して一番大変だったのは、「覚えることの多さ」です。
例えばビルド一つとっても、権限がない場合の手続きや、新規申請とリプレイス申請(※1)での対応方法、バージョン指定の仕方など、とにかく場合分けが多い!
(※1 新しくアプリをリリースすることを「新規申請」、他社製のアプリからヤプリへの乗り換えのための申請を「リプレイス申請」と呼んでいます。)
さらに、一つの作業の中で確認すべきポイントも多いので、
「これどこまでやったっけ!?」「この場合はどうするんだっけ!?」
と、一瞬たりとも気を抜けないという大変さがありました。
そんな中、チームのみなさんが根気よくフォローしてくださったおかげでなんとかやってこれているので、本当に感謝しかありません。
まだまだ申請マスターへの道は長そうですが、一歩一歩頑張ります。
問い合わせチームの経験が活きたこと
異動してからも問い合わせチームでの経験が役立つ場面がいくつかありました。
例えば、前任者から受けたZapierの研修を活かして、インシデント対応用の管理シートを一部自動化することに成功しました。
具体的には、Slackにインシデント発生の投稿があった際、自動で内容がスプレッドシートに書き込まれるようにしました!
また、サポートページの作成・管理を問い合わせチーム時代に数え切れないほど対応したおかげで、申請関連の新しいサポートページを作る際にスムーズに取り組めるというメリットもありました。
さらに、問い合わせチーム時代に培った管理画面の操作に関する知見を活かし、各機能の特徴などを念頭に置きながらリジェクト(審査却下)のリスクについて考え、社内向けの機能仕様書に記載することができました。
最後に
異動してから約半年が経ちましたが、まだまだ覚えることも多く、日々新しい発見があります。
これからもチームメンバーと協力しながら、一歩ずつ成長していきたいと思います!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
今回の記事を見てヤプリに興味を持った方、具体的な話を聞いてみたいと思った方はぜひカジュアル面談にお越しください。