サーバーサイドエンジニアの田実です!
ヤプリではプロダクトをよりグロースさせていくために全社的にエンジニアの採用を強化しています。
サーバーサイドエンジニアも募集しているのですが、2020年7月から2021年9月の約一年間でサーバーサイドエンジニアの入社数はゼロ、採用業務に関わっていた部長・マネージャーも採用以外の業務が忙しく、採用施策のアクションが取りづらい状況でした。
そこで、2021年4月からサーバーサイドエンジニア採用を立て直すために、人事やマネージャーと一緒に様々な施策を行ってきました。
結果として、2021年12月現在までで2名のサーバーサイドエンジニアがヤプリにジョインしてくれています 🎉
本記事ではサーバーサイドエンジニアの採用でエンジニアが取り組んできたことを紹介します!
※この記事は ヤプリ Advent Calendar 2021 4日目の記事になります!
- どういう人に来てほしいのかの整理
- 募集要項の見直し
- スカウトメッセージの送信
- カジュアル面談・面接の資料化
- サーバーサイド採用定例MTGの実施
- エンジニア向けの説明資料の作成
- 他チームと採用関連の共有会を実施
- 技術スタックの整理・公開
- テックイベントのスポンサー
- テックブログ
- テックカンファレンスで登壇した
- Meetyにチャレンジ
- まとめ
どういう人に来てほしいのかの整理
スカウトメッセージを打ったりカジュアル面談・面接を行う前に、どういう人に入社してほしいのかを話し合いました。
面接を経験していく中で見る観点がブラッシュアップされたり、採用状況や事業・組織のフェーズによっても変わってくるため、採用におけるペルソナ設定は継続して議論・検討しています。
ちなみにサーバーサイドではゴリゴリに手を動かすエンジニアもチームを率いるマネージャーも募集しています!
募集要項の見直し
採用媒体の募集要項を見直して、全体的な文面調整、応募条件の変更、技術スタックの追記を行いました。
こちらもブラッシュアップ中で、各ポジションごとに粒度を揃えたり、抱えている課題や業務内容、ヤプリの魅力をもっと記載していった方が良いのでは?というような議論・改善も継続的に行っています。
スカウトメッセージの送信
各採用媒体のスカウトの打ち方・ノウハウを人事の方から教えてもらったり、スカウトメッセージを送るのに最適な時間帯・曜日など、各企業・採用媒体で公開されている情報を社内で共有しつつ進めています。 メッセージの内容もテンプレートに名前を当てはめて固定の文面を送るようなものではなく、候補者のスキルセットやこのさきやりたいこと、現状のヤプリの課題や期待していること等を良い感じにすり合わせた文面を送るようにしています。
カジュアル面談・面接の資料化
カジュアル面談・面接の質の向上や新しく採用に関わる人に仕事を引き継ぎやすくする目的で、カジュアル面談・面接のフロー・FAQをまとめました。 言語化・資料化することで新しい課題が見えてきたり、サーバーチームの資料が他のチームに横展開されたりと、プロダクト開発チーム全体の底上げができている面もあります。言語化大事…!
一部抜粋・省略してますが、こんな感じで作ってます↓
サーバーサイド採用定例MTGの実施
サーバーサイドの採用状況・戦略・戦術を考える場として週1回定例MTGを実施しています。 候補者の状況の共有や採用イベントの準備、テックイベントのスポンサー、スカウト、募集要項の変更、採用資料の作成、オンボーディングなど採用全般について議論しています。 最近では採用業務の状況を可視化・評価できるようにする目的で、採用業務をJIRAでタスク管理する試みも行っています。*1
エンジニア向けの説明資料の作成
カジュアル面談や面接をしていくなかで、人数構成やプロジェクト体制、開発組織としての取り組みを聞かれることが多く、都度口頭で説明していました。 エンジニア向けにもう少し詳細な資料があると、候補者的にも理解しやすく面談・面接担当者も説明しやすい、ということで資料化しました。
例えばプロダクト開発本部の組織図はこんな感じでまとめています。
まだPublicに公開するまでには至っていないのですが、来年はこういった資料も公開していきたいと思っています!
他チームと採用関連の共有会を実施
スカウト・カジュアル面談・面接など各チームの取り組みを共有することで採用プロセスをより良くしていきたいという目的で、アプリチーム/UXデザイナーチームと合同で採用関連の共有会を行いました。 各採用媒体の強いところ弱いところなども共有して、今のヤプリに最適化した採用プロセスを模索しています。
技術スタックの整理・公開
利用している技術に関しては各募集要項に記載しているものの、全体感がわかりにくくカジュアル面談等で説明しづらかったため、はてブロの固定ページに技術スタックをまとめてみました。 tech.yappli.io
Slackで呼びかけたら1週間くらいで完成して最高でした。チームドリブン*2。
テックイベントのスポンサー
iOSDCやDroidKaigiなどのアプリやデザイン系のイベントではスポンサーをしていたのですが、サーバーサイド系のイベントではスポンサーをしていませんでした。
ということで、声がけしてみたらGo Conference 2021 Autumnのシルバースポンサーをしてもらいました…!
本日開催「Go conference 2021 Autumn」に株式会社ヤプリはSilverスポンサーとして協賛しています。Yappliは2020年に Go を用いて新たなCMSへ進化しており、私たちにとって欠かせない技術です。
— Yappli (ヤプリ)アプリ開発・運用・分析 (@yappli_jp) 2021年11月13日
オフィスアワーでは、弊社のエンジニアがデモや取り組みなどお話しますのでお立ち寄りください!#gocon https://t.co/86odpTvXVt
当日のオフィスアワーでは初めてのRemoに四苦八苦しながら良い感じにコミュニケーションできたかなと思います! 他社の利用技術や採用ノウハウも情報交換できて、とても有意義な時間でした。
採用としてアピールする目的以外にも、企業としてOSSやコミュニティにコントリビュート・支援する目的もあるため、今後も継続してイベントのスポンサーができると良いなと思っています。
テックブログ
カジュアル面談・面接の時間内でヤプリのことを全てお伝えするのは難しく、結果として魅力付けが不完全燃焼になることもありました。 また、スカウトからの応募だけではなく、自己応募の数を増やすことで採用を強化していきたいという思いもありました。
そこでテックブログ編集長の望月さんが中心となって、ヤプリについてより多くの情報を届けるためチーム全体でテックブログ執筆に取り組みました。
記事を書くついでにTIPSをまとめたりしてブログ執筆のハードルを下げようと試みたり(下がったとは言っていない)
Twitterの運用について相談してみたりしました。
ちなみにサーバーチームのメンバーがテックブログを書いたのは2年半ぶり…!w
編集長の望月さんが主導しているおかげもあり、今では多くのメンバーが執筆してくれておりかなり盛り上がっています。 今回のアドベントカレンダーの開催もヤプリ初の試みです!(しかも全部埋まった 🎉)
個人的には採用面だけではなく、情報を整理することによる理解度アップや知見を集める効果*3も高いと思っているので、引き続きチーム全体でやっていきです!
テックカンファレンスで登壇した
CfPをこっそり出したら採択されて、良い感じに発表できました…!
久々に登壇の緊張感と楽しさを味わえたり、ヤプリの取り組みを紹介できたり、何よりカンファレンス自体が面白くて最高でした!
Meetyにチャレンジ
各職種でカジュアル面談をやっております! meety.net
まとめ
2021年のサーバーサイドエンジニア採用の取り組みについて紹介しました。 振り返ってみると、他の会社もやっている当たり前の取り組みがほとんどですが、こういった当たり前の積み重ねが大事なのだと思います。
エンジニアが採用にガッツリ関わってみて、ぶっちゃけ本当に大変なんですが、一方で採用を成功させるにはエンジニアがプロアクティブ動いたほうが良さそうという思いも強くなりました。 カジュアル面談・面接をしていて、チームの雰囲気、開発体制、利用技術、改善・チャレンジなどの日常的な取り組みや環境の重要性も感じました。*4 人事の方々にはイベントスポンサーやエンジニア発信の取り組みに関しても快く相談に乗っていただいていたりしてめちゃくちゃ感謝です。
2022年もヤプリをグロースさせるべく、引き続き採用活動を頑張っていこうと思います!