こんにちは、ヤプリでQAをしている今西(@TKNW_Hitsuji)です!
ヤプリの開発統括本部では、四半期に一度「LT大会」を開催しています。
技術のことも、趣味のことも、垣根なく語り合えるこの場は、ヤプリの開発組織のカルチャーを垣間見ることのできるイベントになっております!
今回は、ヤプリと資本業務提携しているフラー株式会社(以下、「フラーさん」)をお招きし、3回目となる合同LT大会を開催しました!
ヤプリとフラーさんが一緒になって盛り上がる、この合同LT大会ならではの雰囲気を少しでも感じ取ってもらえたら嬉しいです。

どんな会?
LT大会(Lightning Talk大会)は、一人約5分で自由なテーマに基づいて発表していくイベントです。
ヤプリの開発統括本部では、以下のルールで開催しています:
- 任意参加📝 ... どの部署からでも自由に参加できます。
- 発表時間は5分⏰ ... コンパクトに話すのがルールです。
- テーマは自由🎨 ... 技術的な内容でも、趣味でも、好きなことを発表できます。
ルールはこれだけです。趣味の話も、身近な失敗からの注意喚起も、仕事に効くノウハウも分け隔てなく飛び出します。
毎回、話し始めるとつい熱が入ってしまう方も多いので、タイムテーブルにはあらかじめ少し余裕を持たせて運営しています😊
今回はオフラインに40名ほどが集まり、オンラインと合わせたハイブリッドで開催。ヤプリの東京オフィスにフラーさんをお迎えするということで、オフライン会場はいつもより広いラウンジで実施しました!
オフィスにお越しいただいた方には、ヤプリカフェから20:00までドリンクを飲み放題でご用意(提供メニューには一部制限あり)。
せっかくの合同開催なので、当日は同じ会社のメンバーで固まらないように席をご案内し、両社が自然と交流できるよう工夫しました。
さらに、全参加者をSlackの共通チャンネルに招待し、そのチャンネルを会場のスクリーンにも表示。オンライン・オフライン双方のリアルタイムのリアクションが一目でわかるようにしたことで、ハイブリッド開催でもワイワイ盛り上がりました!

👇️ 前回のフラーさんとの合同LT大会(第2回)のレポートはこちら 👇️
https://tech.yappli.io/entry/lightning-talk-17-with-fuller
👇️ 過去のLT大会レポートはこちら 👇️
https://tech.yappli.io/archive/category/LT%E5%A4%A7%E4%BC%9A
当日の発表ラインナップ
エンジニアが集まる会ということで、「技術寄りの固いテーマばかりになるかな」と思っていたのですが、、、蓋を開けてびっくり。実に幅広いジャンルの発表が集まりました。
しかも「これ本当に5分で話せるの…?」とこちらが心配になるものもありつつ、身近な実体験から学ぶ話あり、ディープな技術トークあり、趣味全開の話ありと、司会席でも思わず前のめりになるラインナップでした。
登壇タイトルは当日まで運営以外には伏せていたので、LT大会が始まってラインナップを初めて目にした参加者も、きっと同じように驚いたはずです。
<前半>
| # | タイトル |
|---|---|
| 1 | W杯を見るたびに悔やまれること |
| 2 | 友人から突然5万円の借用依頼がきた! -加害者にも被害者にもならないようにするために- |
| 3 | 高専キャラバンにお邪魔してきました |
| 4 | マルチ商法に引っかかりそうになった話 |
| 5 | "仕様"という言葉の解像度を上げる |
| 6 | 長距離走の走り方 |
| 7 | なぜ日本で働くことになったのか |
| 8 | 新卒初めての個人開発AIリファクタリング、+6000 -2000のPR群をどうやってレビューするか |
<後半>
| # | タイトル |
|---|---|
| 9 | Live codingをAIでhackする |
| 10 | 世界初のTCGで最もCOOLなカード |
| 11 | アイスブレイクのやつ |
| 12 | AWS認定全冠を目指して |
| 13 | AIの答えから、指示は当てられるのか?「リバースプロンプトエンジニアリング」 |
| 14 | Qiitaに20本記事を投稿して、ぬいぐるみをもらった話 |
発表内容 Pick Up
全LTを紹介したいところですが、
ここではヤプリ・フラーさんから2本ずつ、合計4本ピックアップします!
『友人から突然5万円の借用依頼がきた!』
登壇者:島袋 伊玄さん(フラー株式会社)
きっかけは、島袋さんに届いた友人からの1通のLINE。「今暇?」「ペイペイ使える?」と話が進み、最後は「5万円チャージして送ってほしい」。実のところ、友人本人ではなく、乗っ取られたアカウントからの“なりすまし”でした。偽のログイン画面などでID・パスワードをだまし取る「フィッシング」によって、アカウントが奪われていたのです。
では、なぜこうした被害が起きるのか。原因のひとつが パスワードの使い回しです。あるサービスから漏れたパスワードが、同じものを使った別のサービスでも次々と突破されてしまう。
この弱点への対策として紹介されたのが、LINEにも導入されている FIDO2 という認証の仕組みでした。
FIDO2は、秘密鍵と公開鍵によるデジタル署名を使って本人確認を行う「パスワードレス認証」です。パスワードそのものをやり取りしないため、たとえ偽サイトへ誘導されても“盗まれるもの”がなく、フィッシングに強いのが大きな特長です。
締めの「最大の脆弱性は人間である」という言葉の通り、仕組みによる防御と一人ひとりの意識、その両輪が大切だと実感できる。身近な実話から学べる、とても実践的なセキュリティトークでした。

『なぜ日本で働くことになったのか』
登壇者:魯 完さん(株式会社ヤプリ)
来日9年目、ヤプリ歴1年のフロントエンドエンジニア・魯 完(ノ ワン)さん。
来日を決めたきっかけは、なんと日本のドラマ 『孤独のグルメ』 でした。
25歳の頃「このまま韓国で卒業して、就職して、退職する未来」が見えてしまい人生に悩んでいたとき、この作品に出会い「日本のご飯、美味しそう。これなら日本で生活していけそう!」と思い立ったそう(会場は爆笑)。
後半では、韓国と日本での就職の“トレードオフ”を紹介。韓国は大企業なら新卒で高給(月給60万円ほど)な一方、定年が早く50歳前後で退職を迫られ、リタイア後の選択肢が限られるという現実があるとのこと。対して日本は新卒給与こそ低いものの、定年まで長く現役で働ける。長期的なエンジニアのキャリアを見据えて日本での挑戦を選んだ、というお話でした。
慣れ親しんだ場所や食べ物、友人といった“インフラ”を手放すリスクも含めて、「日本で働く方が自分にとって良いという結論になった」と語る姿が印象的でした。

『Live codingをAIでhackする』
登壇者:角谷 維さん(株式会社ヤプリ)
「コードで音楽を奏でる(ライブコーディング)」に挑戦した、ヤプリオフィスのバイブスを一気に高めた一本。
Webブラウザで動く 『Strudel』 というツールを使い、まずはAIに「(某有名音楽グループ)っぽい曲を作って」と丸投げ……したものの、出てきたのは何とも言えないビート。
そこからドラムの音色やフィルターの数値をAIと何度も壁打ちしながら調整。
ゴリゴリに書き直したコードで再生すると、原曲そっくりのサウンドが爆音で会場に響き、「おおー! すごい!」と歓声が上がりました。結論は「(某有名音楽グループ)はやっぱりすげえ」。音と動きのあるライブデモで、オフライン・オンライン問わず大いに沸いた発表でした。

『世界初のTCGで最もCOOLなカード』
登壇者:鈴木 寛大さん(フラー株式会社)
1993年に登場した世界初のトレーディングカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング(MTG)』愛あふれる一本。 鈴木さんが「最もCOOL」と推すのが 『タルモゴイフ』(2007年『未来予知』収録)でした。
このパックのコンセプトは「現実のパックの中に“未来から迷い込んだカード”が混ざっている」というもの。当時は存在しない“未来のカードレイアウト”が採用され、テキストには当時ルール上存在しなかった「プレインズウォーカー」や「部族」という単語が。プレイヤーが「未来に新ルールが来るのか!?」と盛り上がった5ヶ月後、本当にプレインズウォーカーのカードが実装されたという、公式による壮大な伏線回収の物語に、会場も引き込まれていました。

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ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC. (参考:Fan Content Policy)
参加者の声
開催後のアンケートでは、回答いただいた大半が最高評価の「とても良かった!!」を選んでくださいました🎉 参加者のみなさんからの声を、ほんの一部ですがご紹介します。
- 「様々な話題があって楽しかったです!開催ありがとうございました…!」
- 「プライベートや技術問わず、多種多様な話題を知ることができて良かったです!良い刺激になりました!!」
- 「発表内容も面白く、音響もバッチリで聞きやすかったです。」
- 「バラエティ豊かな発表を聞けてよかったです。社外の方と気軽に話せる良い場でもあったのでとても満足しています。」
- 「現地参戦したらすごく楽しかった!!!ありがとうございます!!!」
- 「ドリンク飲み放題なのがすごく良いと思いました。アルコールも提供されているのはこれからも続けていただきたいです。」
- 「トークテーマの多様さが毎回楽しいです!」
また「フラーのオフィスにも来てほしいです!」「発表順の当日シャッフルもみたいです!」など、次回に向けた嬉しいリクエストもいただきました。運営の参考にさせていただきます🙌
まとめ
今回のLT大会も、身近な気づきの共有から最新のAI活用まで、実にバラエティ豊かな14本が並びました。
ジャンルはさまざまなのに、どの発表もしっかり見どころが凝縮されていて、最後まで飽きることなくあっという間の時間でした。
司会をしていてあらためて感じたのは、テーマの幅広さと、それを全力で面白がる空気の心地よさです。役員も新卒も、ヤプリもフラーさんも関係なく、同じ5分の中で本気で笑いを取りにいったり、真剣にノウハウを語ったり。会社や肩書きの垣根を越えて、同じアプリ・Web業界の仲間としてフラットに盛り上がれるのは、この合同開催ならではだなと思います。
最後はみんなで集合写真を撮って締めくくりました📸
ご登壇・ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました!

ヤプリでは、こうしたLT大会をはじめ、部署や肩書きを越えてワイワイ楽しめる場を大切にしています。もし「こういう取り組みをしている会社、いいな」「もう少し中の雰囲気を知ってみたい」と思っていただけたら、ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう🙌