Yappli Tech Blog

株式会社ヤプリの開発メンバーによるブログです。最新の技術情報からチーム・働き方に関するテーマまで、日々の熱い想いを持って発信していきます。

DroidKaigi 2024で登壇してきました

こんにちは、Androidグループに所属しているにゃふんた(nyafunta9858)です。

2024年9月11日からの3日間、ベルサール渋谷ガーデンで開催されたDroidKaigi 2024で「いまから追い上げる、Jetpack Composeトレーニング」というタイトルで登壇してきましたので、その参加レポートとなります。

イベント自体への参加レポートはこちらでご紹介しておりますので、あわせてご覧いただけますと嬉しいです。

tech.yappli.io

DroidKaigiはエンジニアが主役のAndroid関連技術を扱ったテックカンファレンスで、今年で10周年を迎えました。 今年も昨年と同様オフラインでの開催となりましたが、オフラインでのDroidKaigiへの登壇は初めての体験で、学びの多い非常に貴重な体験となりました。

2024.droidkaigi.jp

この記事では当時のことを振り返ってみたいと思います。

控室で撮影したスピーカーパスの写真
控室で撮影したスピーカーパス、ちゃんとデコってます

発表内容

こちらが発表資料になります。 今年はなんと既に登壇時の動画も公開されています。

今年はオンラインでのリアルタイム配信はありませんでしたが、その分早く動画を公開する予定とアナウンスされており、実際に多くの動画が既にYouTubeの公式チャンネルで公開されています。 この動画公開までの高速化については謎技術と表現されていましたが、こういったエンジニアリングによる体験の向上、改善がされていくところもテックカンファレンスならではの注目ポイントかもしれないですね。

今回はJetpack Composeとその関連情報を使ったキャッチアップについてお話をしてきました。 Jetpack ComposeはKotlinで宣言的なAPIを用いてUIを構築することができるAndroidの最新UIツールキットのことで、最初のリリースから4年経ちますが今もなお注目される技術のひとつです。 AndroidXのリリースノートでは関連するライブラリ群のアップデートが今でも頻繁にされています。

Android Developers公式ページでは幅広く非常に多くの情報が提供されていますがUI構築というモバイルアプリのコアな部分であることもあり、様々な情報が提供されているとはいえ一からのキャッチアップはなかなか骨が折れそうと感じていたことが今回のテーマにつながっています。

本セッションでは、Jetpack Compose入門者・初級者、もしくはそういった方が身近にいる方を対象に、基礎的な部分を理解して開発できるようになることを支援することを狙っており、そのために役立つ情報、ハンズオン形式で学べるコードラボというトレーニングコンテンツやリファレンスとして活用したくなるサンプルプロジェクト、色々なユースケースを想定したコードスニペットなど多くご紹介しました。

当日の様子

大変ありがたいことに多くの方にご参加いただき、立ち見でご覧になられている方もいらっしゃったご様子でした。改めまして、ご参加いただきありがとうございました。

登壇時、壇上からの風景
後方には立ち見の方もいらっしゃいました

登壇後にはAsk the Speakerでのお話をはじめ、色々なご質問やポジティブなフィードバックをいただくことができました。その中には今回対象者として想定していた最近Jetpack Composeを使ったAndroidアプリ開発を始めたという方もいらっしゃり、色々とお話できたことを嬉しく思います。 いただいたフィードバックや今回の経験は、今後の社外プレゼンスに向けた活動への原動力になるだろうと思います。

参加者からの質問に答える筆者
Ask the Speakerで答える筆者

また、オフライン開催であったため多くの関係者の皆様と対面での交流をする機会が多くあったことも非常によい体験でした。登壇直前の控室でも同じ時間帯の登壇者やスタッフの方々とわいわいすることができたためか、登壇中は終始程よい緊張感の中でお話することができました。登壇のあともセッション内容以外にも登壇者目線での嬉しい感想をいただけたりと、本当にありがたい気持ちでいっぱいでした。 あとは初めて登壇前にヘアメイクをしていただいたのですが、お陰様で血色のいい表情でお話できたのではないかと思います(多分、大丈夫、でしたよね?)

DroidKaigi自体を振り返って

DroidKaigiで初めてのオフラインでの登壇でしたが、登壇の経験以外にもオフラインで初めてご挨拶することができた方とも多くの時間を過ごすことができ、大変有意義で熱量の高い素晴らしい時間を送ることができたと思います。

あと実は、ヤプリにおけるDroidKaigiでの登壇第一号でもありました。

今年ヤプリからは私を含め2名が登壇させていただく機会をいただいたのですが、次回もまた機会をいただけるように研鑽を積み、次のDroidKaigiに向けて準備を進めていきたいと思います。

再び皆様にお会いできることを今から心待ちにしたいと思います。

コアラがデザインされたクラフトビール缶
登壇した後のビールは格別でした!