こんにちは。iOS エンジニアの kamimi です。🌞
今年も早稲田大学で開催された iOSDC Japan 2024 に参加してきました!(去年の記事はこちら)
ということで、イベント全体や視聴したセッションの感想について書きたいと思います。
イベント全体
例年通りスポンサーブースあり、最近始まったポスターセッションありと、参加者同士で喋るきっかけが多く配置されている印象でした。
こういうイベントで一人で歩いていると、自分から話しかけるのはハードルが高いと感じることもあると思います。ですが iOSDC の場合、ビンゴカードを握りしめてスポンサーブースに少し近づけば「スタンプ押しますよー」と声をかけてくださります。ぼっちでいる時は特にありがたいと感じますし「オフラインで参加してよかった」と思えます。
基本的には去年と同じように回っていましたが、一つ違うこととして今年は iOSDC のイベントロゴのジェルネイルをしてもらいました!💅🏻 (ちなみに人生初のジェルネイル)こういったオフライン参加特有のメリットがあると、また来年もオフライン参加したい気持ちが高まりますね 😊
視聴したセッション
オフラインでは体が足りないくらい多くのセッションが行われていました。その中でも、自分が興味があり視聴したものを少し紹介させていただこうと思います。
健康第一!MetricKitで始めるアプリの健康診断 by nekowen
MetricKit を使ったアプリのパフォーマンス改善に取り組まれている STORES さんのセッションです。MetricKit を使ったことがなかったので、いったいどういうものなのか、他のパフォーマンス計測の方法と比べてどのようなメリット・デメリットがあるのかといったことを知ることができました。
個人的には、パフォーマンス改善のためにはそもそもどんな指標に着目すれば良いのか、なぜそれが重要なのかといった基礎的な内容から説明してくださったことがとてもありがたかったです。
月間4.5億回再生を超える大規模サービスTVer iOSアプリのリアーキテクチャ戦略 by 小森 英明
テレビを持っていない私は TVer に何年もお世話になっていたので、個人的に興味のあるセッションでした。
負債も多いコードベースの改善策として、技術的には SwiftUI や TCA、リリースの面では Feature Flag を取り入れるなど、いろんな方面に挑戦しているアプリ開発だなと感じました。また iOS などの技術だけではなく、デザインシステムを導入してエンジニア以外とのコミュニケーション課題の解決にも取り組まれている点も印象的でした。
Appleの新しいプライバシー要件対応:ノーコード アプリプラットフォームの実践事例 by Nao-RandD / ナオランド
最後に弊社の菅(@Nao_RandD)が発表したプライバシー要件対応についてです。去年 Apple からプライバシーに関しての追加対応が告知されたことが記憶に新しい方もいると思います。このセッションでは、ノーコードプラットフォームを扱うヤプリでどう対応したか、といった内容が詳しく紹介されています。
実は去年私がプライバシー要件について登壇した後の対応について、今年も引き続き社内のメンバーが発表することができ、バトンを渡せたようで感慨深かったです ☺️
こちらのセッション登壇に関してのブログもありますので、ぜひあわせてご覧ください
おわりに
今年も多くの学びがあった iOSDC Japan でした。オフライン参加したということもあり、勉強会で知り合った方やヤプリ社内のメンバーなど、多くの人と話す機会があり、そういった交流もオフライン参加の醍醐味だと思います。
参加者とのコミュニケーション周りや iOSDC Japan 2024 への個人的な感想などを以下のブログにまとめていますので、よければご覧ください。
運営、スポンサーの皆様、今年も開催・サポートありがとうございました!!