こんにちは、iOSエンジニアの西村です。
5年ぶりに開催された、try! Swift Tokyo 2024 に参加してきました!
参加形式はオフラインのみで、渋谷駅から徒歩9分のところにある「ベルサール渋谷ファースト」の会場で行われました。オフラインでの参加は初めてだったので、その様子をレポートしたいと思います!
try! Swiftとは
「try! Swift」は、Swiftの開発者たちが世界中から集まり、最新情報や開発技術を共有する国際的なカンファレンスです。このカンファレンスは東京から始まり、現在ではニューヨークやロンドンといった場所でも開催されているようです。
開催期間は3月22日(金)から24日(日)の3日間で、最初の2日間はカンファレンスが、最終日にはワークショップが行われました。 tryswift.jp
国際的なカンファレンスということもあり、ほとんどのセッションは英語で行われました。
また、英語に自信がない方でも安心して参加できるよう、日本語への同時通訳がレシーバーを通してサポートされています。言語の壁を感じることなく内容を理解することができ、とても分かりやすかったです✨
当日の様子
1日目は開始30分前に会場に着いたのですが、参加人数が786人ということもあり受付まで長い列ができていました。
受付では、ノベルティグッズ、ネームプレート、そしてスタンプカードを受け取りました。スタンプカードは、スポンサーのブースを周りスタンプを集めるというもので、すべてのスタンプを集めると「try! Swift Tokyo」のオリジナルグッズがもらえます!(私はキラキラしたステッカーとピンバッジを貰いました)
会場内は広く、多くの席が用意されており、どの席からでも見やすいように左右にスクリーンが設置されていました。
カンファレンスが始まっても途中30分の休憩時間もあるので、この休憩中にスタンプカードを集めたり、バリスタが淹れるコーヒーを無料で楽しむことができます。(コーヒーは人気なので並びます…)
余談ですが、会場のすぐ近くには「金王八幡宮」という静かな神社があるので、休憩時間の息抜きに訪れてみるのもおすすめです⛩️
お昼は会場でお弁当が提供されるので、外出する必要がなく快適でした。お弁当は4種類の中から選べ、グルテンフリーの選択肢もありました!
気になったセッション
個人的に気になったセッションは色々ありますが、2つに絞って紹介したいと思います!
Parallel Socket Communication in Swift
「ソケット通信の実装を通じてインターネットの基礎を学ぶ」といった内容で、実装方法を3つのステップに分けて詳しく解説されたセッションでした。
このセッションで初めて知ったのですが、標準で提供されているFoundation.socketを使用することで、ソケット通信を簡単に実装できることに驚きました。今まで外部ライブラリしか使ったことがなかったので、またどこかで復習して実践したいなと思いました。
Swiftの型推論を学ぼう
一見難しそうに思えますが、型推論がわかりやすく説明されているセッションでした!
普段あまり意識することがない型推論ですが、その裏では単一化や簡約化が繰り返し行われており、どれほどの工程を経て型推論が行われているのか理解することが出来ました。 型推論について感謝したくなるようなお話でした。
まとめ
オフラインイベント初参加でしたが、会場の雰囲気含めブース周りなど楽しめました、面白いセッションも多かったので、来年も開催されたらぜひ参加したいと思います!