導入
こんにちは!ヤプリで1ヶ月間、Androidエンジニアとして就業型インターンシップに参加させていただきました、中平陽菜と申します。
普段は「ひなりん」というハンドルネームで活動しています。
React NativeやFlutterを経て、現在はAndroidネイティブのエンジニアです。
インターンシップを終えるにあたり、期間中の過ごし方やインターン生から見たヤプリについて、ありのまま書こうと思います🙌✨
インターンシップに参加した背景
ヤプリとの出会いは、TechTrain主催の逆求人イベントでした。ここでお話したのが、選考やインターン期間を通してお世話になることになる人事の門馬さんでした。
「プラットフォームを作る」ということに大きく興味を持ち、そのまま選考に進むことを希望しました。
ヤプリとは
ノーコードで幅広いデザインのiOSとAndroidのネイティブアプリをスピード導入できるプラットフォーム「Yappli」などを開発する会社です。
50以上の機能と豊富な外部サービス連携により、金融から学校法人、スポーツチーム、アパレルなど幅広い業界のニーズをカバーしています。
「ヤプリを使ったアプリの運用経験が職務経歴書に載るようになればいいな」
選考フローの中で耳にして、私の耳に強く残っている言葉です。
実際にインターンを通じて、ノーコードへの見方が大きく変わりました。
ヤプリはただ「ノーコードツールを提供する」だけでなく、制作段階でデザイナーやプランナーが徹底的にその会社に合ったアプリを構築し、その魅力と無限の可能性を営業の方が伝えます。
さらに、リリース後も専属のカスタマーサクセスの方がクライアントと並走し続けます。
この一連のプロセスにより、顧客が必要としているものを 期待以上の質で迅速に届けることができるのです。
Yappliは800以上の多種多様なアプリを作るプラットフォームであり、音楽配信からAR、電子書籍配信機能など非常に多岐に渡る機能を持っています。
通常、1つの会社に入ると、複数のプロダクトに関わったとしてもここまで多くの技術に触れる機会はなかなかないでしょう。
インターン期間中、多くのエンジニアの方と1on1やランチを通じてお話する機会をいただきました。
他社で豊富な経験を積まれた方々に「なぜヤプリを選んだのか」と尋ねると、「技術的難易度の高さに惹かれた」とおっしゃる方が多かったです。
なぜヤプリ?
ヤプリを選んだ最たる理由は、プラットフォームを作ることへの大きなロマンを感じていたことです。
私の両親は、ノーコードプラットフォームを利用して長く家業を営んでいます。
ITに明るくない両親がノーコードプラットフォームを使いこなし、ビジネスを成功させているのを見て、「自分で運営に関われなかった人たちにその機会を提供できる」プラットフォームづくりに非常に惹かれました。
ウェブのノーコードツールは近年一般的になってきました。 しかし、その難易度の高さや煩雑さから、モバイル向けのものはあまり目につきません。
モバイルアプリを自分で管理、運営するには、専門的な知識が求められ本来専門のエンジニアを雇用する必要があるかと思います。
Yappliを利用すると、エンジニアリングの知識を持たない方でも、カスタマーサクセスの助けを借りながら直感的にGUIでコンテンツの管理を行うことができます。
「これは革命だ!」と思いました。
また、丁寧な選考フローも魅力の1つでした。
ヤプリのインターン選考フローは、本選考のプロセスの一部として進められます。
そのため、他社と比べて非常に多くの面接を設定していただきました。(個々人によって異なる部分があるかと思いますので、ご参考までに 🙇♀️)
私は面談も含めて7回ほどヤプリの方とお話させていただいたと記憶しています。
カルチャーマッチのために多くの面接を行い、その中で私自身の希望がヤプリで達成できるかも真剣に見ていただいているのをひしひしと感じました。
さらに、DroidKaigiの関係で(勝手に)憧れを寄せていたふなちさんがメンターについてくださると伺ったことも決め手となりました。
ふなちさんは、向上心とバイタリティの塊のような女性Androidエンジニアの方です。 期間中通して非常にお世話になりました。
入社してみて
「ヤプリク」や「CUSTOMER DAY」など、全社で行うイベントにも複数参加させていただきました。
それぞれの詳細は、リンク先をご覧ください。
🩵 ヤプリク
🩵 CUSTOMER DAY
「エンジニアは手を動かして開発するだけ」「デザイナーはデザインをするだけ」ではなく、「すべての道は顧客に通ず」を合言葉に、いいアイデアは全社からどんどん採用して顧客に還元しよう!という強い意志を感じました。
この風通しのよいボトムアップの気風も、ヤプリの非常に魅力的な要素だと思います。
部署を横断して社内の縦横の関わりが深く、仲のよい組織だなという印象も強く受けました。
18:00以降はYappli Cafeがバーカウンターになるのですが、社内に残って一緒にお酒を飲みながら歓談する方も多くいらっしゃいます。
また、Yappliのアプリが自分のスマホに20個ほど入っており、これほど身近に寄り添ってくれていたプロダクトであったことにも驚かされました。
インターンでの取り組み
Flutterで実装された社内向けアプリ「Demo Yappli」のネイティブ化(Android)を行いました。
Jetpack Composeを用いて実装し、既存の使用感を極力変えないようにすることを意識しながら、Material 3らしさを活かす形で制作しました。
従来のUIはこちら。
今回再実装したUIはこちら。
Material Youを利用できるように作っているので、ユーザーの端末に合った色、ユーザーの好きな色が自動でアプリに適用されます。
違う色味 + ライトモード・ダークモードでのUIの違いを見ていただけるよう、何枚か画像を添付いたします👇
使用技術の選定も一任していただけたので、DataStoreやKotlin Serializationなどこれまで使ってこなかった技術を活用することを意識しました。 選定〜導入まで、疑問に思ったことは毎日の1on1でふなちさんに伺うことができ、それぞれの技術への知見も多く獲得できた機会でした。
また、Win SessionやLT大会での登壇も行いました🥳
インターンに限らず、全体的に「手を挙げたら挑戦させてもらいやすい環境」であるという印象を受けました。
総括
メンターのふなちさんとは、毎日の1on1を通して技術面からプライベートに至るまで本当に多くのお話をさせていただきました。
丁寧なコードレビューや、長年運用されている「Yappli」本体のコードの詳説などを通して、技術的にも多くを吸収することができました。
今後のAndroidエンジニアとしての自身のキャリアを考えるきっかけもいただきました。 素敵なインターン体験になったのは、ふなちさんのおかげです。
また、プロダクト開発本部の皆さん、イベントや1on1で暖かく迎え入れてくださった他部署の皆さんにも大きな感謝をお伝えしたいと思います。
短い時間ではありましたが、多くの学びと今後につながるきっかけをいただきました。
Yappliというプロダクト、そしてヤプリが大好きです。
もしこれを読んでいる方がエントリーを迷われているなら、全力で背中を押したいと思います。
丁寧な選考を通して、自分が何がしたいか、どうありたいかと向き合うきっかけも得られるはずです。
是非、エントリーしてみてください。