SREチームの羽渕です。 過ごしやすい日も多くなり、ツクツクボウシの鳴き声が秋の訪れを感じさせてくれる今日このごろですね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回はHashiCorpのユーザーグループが主体となって世界中で開催されているイベントの日本版である HashiTalks: Japan で、ヤプリにおける Terraform 活用についてお話しする機会を頂き、夏の良い思い出を作る事が出来ましたので紹介させてください。
発表内容自体はアーカイブ動画とスライドがありますので、この記事では主に感想を書きたいと思います。
HashiTalks: Japan https://events.hashicorp.com/hashitalksjapan
アーカイブ動画
スライド
感想
初めての事前収録でのオンライン登壇でしたが、学びの多い機会となりました。
まず私事ではあるのですが、基本リモートということも有り子どもが夏休みで静かな環境を手に入れるのが難しく苦労しました。(なんとか寝ている隙を狙って収録した)
なので、収録だけは出社して会議室とかでやれば良かったなと反省しています。根本的に資料作りが遅くなって余裕が無かったのが問題なので、今後もし登壇することが決まったら即座に作成することを心に誓いたいと思います。
事前収録だと撮り直せたり加工ができるメリットがある反面、やり直しが出来てしまうので気になって何回も撮り直してしまいました。
完成した動画でも噛みまくっていますが、これでも多少マシに見えるように結構やり直しています。慣れないうちは大体5周ぐらい撮り直すイメージで時間を見積もっても良いんじゃないかなと思いました。
ただ、録画での登壇だとイベント当日は視聴者の皆さんとチャット欄でやり取り出来たりする余裕があるので、穏やかな気持で当日を迎えられるのが良かったです。
もし次もオンラインイベントに登壇するなら事前収録を希望したいですね。
収録機材など
せっかくなので、どういう収録機材やソフトを使っているかについても簡単に触れたいと思います。
機材
オーディオインターフェース YAMAHA AG03MK2
マイク SENNHEISER E835S(ダイナミックマイク)
ヘッドホン MDR-7506(モニタリングヘッドホン)
カメラ M1 MacBook Proのやつ
ごく逸般(いっぱん)の誤家庭(ごかてい)にある定番機材を使いました。マイクについては以前はMXLのMXL-V67Gというコンデンサーマイクを使っていたのですが、ノイズの多い我が家ではダイナミックマイクのほうが向いていると思い変えました。
モニタリングヘッドホンは動画収録時に細かい音も聞き取ることができるので何気におすすめです。
収録ソフト
定番のOBSを使っています。素人が適当に作った設定ですが参考になるかもしれないのでスクショを載せておきます。
メイン設定
環境によりますが最低限以下の設定は必須だと思います。今回は自分の音声しか入れないので1トラックにしましたが、BGMとか他の人の声とかも収録するならトラックのチェックを増やす必要があります。
映像フィルタ
今回は本人映像を含めることが収録のルールに含まれていたので、良い感じにバーチャル背景してくれる Background Removal を活用させて頂きました。
Zoomで1人部屋を作ってキャプチャするとかでも良い気がします。
音声フィルタ
音声は全然詳しくないので適当ですが、ノイズゲートの設定を間違えてしまい、一部音声が途切れてしまいました。
TDR NovaなどのVSTプラグインを入れるともっと音声を良い感じにできるそうです。
編集ソフト
Adobe Premire Proを使いました。#times_yappli_radio - YouTube で動画編集をしている関係でAdobeCCを与えてもらっているのでPremire Proを使いました。
1点気をつけるポイントとして、OBSのデフォルトの動画出力ファイルであるmkvだとPremireProでそのまま使えないので、OBSの最多重化機能でmp4で出力してから使用する必要がありました。
さいごに
他の方のセッションも拝見させて頂いたのですが、知らない使い方や考え方を知ることが出来て、まだまだTerraformのこと何も理解していないなと感じました。
今回学んだことを生かして、Terraformをもっと使いこなしてヤプリのサービスをもっと良くいければと思います。
また、今回のような機会を頂き HashiTalks: Japan の関係者のみなさま、ご視聴頂いたみなさまには感謝申し上げたいと思います。
では、最後にあの言葉でシメさせて頂きたいと思います。
Terraform さーーーいっこうぅ!(本番で使うの忘れてた)