Yappli Tech Blog

株式会社ヤプリの開発メンバーによるブログです。最新の技術情報からチーム・働き方に関するテーマまで、日々の熱い想いを持って発信していきます。

Google Cloud 主催の招待制特別トレーニングプログラムでバキバキに鍛えた件

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どうも、ヤプリ SREチームの羽渕です。
今回は Google Cloud 様主催の G.I.G. プログラム という招待制特別トレーニングプログラムに参加し、 Google Cloud Professional Cloud Architect 認定試験に挑んだのでその記録を残したいと思います。
プログラム詳細は別の参加者の方がわかりやすく記事にされているので、主に私の感想を書きたいと思います。果たして試験結果は…

G.I.G. プログラム って?

Google Cloud Innovators Gym Japan の略で、 Google Cloud の活用推進、コミュニティ醸成を目的とした招待制特別トレーニングプログラムです。
この度ありがたく Google Cloud 様から招待頂きヤプリから2名参加することができました。

私のクラウド経験

主に AWS を利用しており、業務でヤプリサービス全体のインフラ管理、運用を行っています。なので AWS Fargate や Amazon EC2 などを中心に主要なサービスは普段から親しんでおります。ちなみに好きなサービスは AWS CloudFormation と AWS IAM です。過去にAWSのソリューションアーキテクト – アソシエイトに落ちた経験があります(汗)
Google Cloud については Google BigQuery を中心としたデータ分析基盤中心に、 Google Compute Engine (通称GCE) や GKE なども一部扱ったことがあるという感じで正直経験は少なめです。

プログラムに参加してみて

詳細は割愛しますが、プログラムを通してやったことは以下のような感じです。(他の同期の方もブログを書かれているので是非ググってみてください) * 特別セッションへの参加 * もくもく会への参加 * 懇親会への参加 * Courceraによる学習(eラーニング的なやつ) * 試験対策 * 試験受験

特に Google Cloud の社員の方が行ってくれる特別セッションは基本的なことから深い内容まで教えていただくことができ、非常に貴重な経験ができました。 Google Cloud のインフラがいかに大規模で規格外かを垣間見ることができるセッションではワクワクが止まりませんでした。
Courcera では動画と Qwiklabs の組み合わせで、セクションごとに理解度チェックテストがあり経験が少ない人でも Google Cloud への理解力を上げるために非常に効果的な印象でした。元々英語のコンテンツを日本語化したものなので一部資料が英語のままだったりするのが少し気になりましたが、学習の妨げになるほどでは無いと思います。(コンテンツ自体がすごく充実しているので文句言えませんが)
また、もくもく会、 Google Chat によるコミュニケーション、オンライン懇親会など参加者同士や Google の方と交流できる機会など、モチベーションを維持できる仕組みも有り非常に充実した日々を過ごすことができました。

試験対策

Google Cloud の試験のコンセプトとして、問題を丸暗記すれば合格できるというものではなく、各資格で想定している業務を現実的に遂行できることができるかどうかに重きをおいているようです。 Professional Cloud Architect であれば、実際にクライアントからの要件を元にアーキテクチャを考えて構築、運用ができるかとか。
なので G.I.G. プログラム のカリキュラムだけをこなせば誰でも合格できるのかというと、それだけでは難しく次のような学習も必須です。

  • 模擬試験受けて実力をチェックし、苦手な分野の Google Cloud の公式ドキュメントを読んで理解を深める。
  • 試験ガイドにあるケーススタディを読み込んでどういうアーキテクチャが適切か考える。
  • ネットで事例を調べる。(海外含め)

あと、コンセプトからすると邪道かもしれませんが、模擬試験の解説を調べたりするのも役立ちました。

私個人の3ヶ月間の学習時間としては、週5ぐらいで毎日30分〜1時間ほど Courcera をやったり、前述のような試験対策をやったりしていました。
あまり意志が強い方では無いので1時間勉強したら、1時間 Apex Legends (ゲーム)をするみたいな飴とムチ作戦でモチベーションを維持していましたw

受験について

コロナ禍ということもありオンラインでの受験も可能なようですが、常時カメラに映っている必要があったり、デスク周りにペン1本すらおいてはならないなど条件が厳しく環境を整えるのが大変そうです。
我が家はそんなに広く無いのでオンラインで受けるならお風呂がベストじゃないかという結論に至りましたが、試験中にWiFiでトラブったりするのも嫌なので結局試験会場で受ける事にしました(会場でのコロナ対策もしっかりしていたので、よほど理由がない限りは試験会場での受験がおすすめです)

さて、肝心の結果ですが…

無事合格できました!🎉

www.credential.net

まとめ

過去に AWS SAA に落ちていることもあり(トラウマ)、正直かなり不安だったのですが G.I.G. プログラム のおかげで無事合格することができました。
普段から Google Cloud を網羅的に扱っている方ならまた違うのかもしれませんが、私の場合は今回のプログラムに参加していなかったら厳しかったのではと感じています。
この機会を頂けたことに感謝しつつ、今回の経験を活かして Google Cloud をもっと活用していきたいと思います!

もし運良くG.I.G. プログラム に参加するチャンスに恵まれたなら全力で参加することをおすすめします。次に招待されるのはあなたかもしれません。