Yappli Tech Blog

株式会社ヤプリの開発メンバーによるブログです。最新の技術情報からチーム・働き方に関するテーマまで、日々の熱い想いを持って発信していきます。

iOSDC Japan 2024 スポンサーセッションで登壇しました

はじめに

こんにちは、ヤプリでiOSエンジニアをしている菅(@Nao_RandDです。

先日開催された iOSDC Japan 2024 に 現地参加してきました。今回は3回目の参加でしたが、ヤプリのスポンサーセッションで登壇してきました。 「いつかiOSDCで登壇したい!」と思っていた自身にとって最高の経験ができました。

fortee.jp

資料は公開しており、Appleの新しいプライバシー要件に業務で対応した内容について発表しています。

speakerdeck.com

ヤプリのスポンサーセッションは2021年のiOSDC以来2回目です。

発表にあたって

プロポーザルを出すことも合わせて進めていきたいためチーム内でネタだし会をしながら、別でスポンサーセッションの準備も進めていきました。

スポンサーセッションには、やはりヤプリらしい内容が望まれます。なので、今回はプライバシーマニフェスト含めた、Appleの新しいプライバシー要件に対応した発表内容で合意が取れました。

それでは、ここから発表までに取り組んだことを紹介していきます。

発表内容をブログ記事を書いて整理する

まずは、発表する内容を整理するためにブログ記事にしていきました。

内容をまとめていくこともありますが、どういったことを伝えるべきかも文章にすると整理しやすい気がしています。また、発表は20分なので、時間が足りない場合にも「記事でこの辺りは見てね!」という導線にもできるので、何かと都合がいいかと思ってそのようにしました。

やり始めると「あれも伝えたい、これも伝えたい」となるものです。しかし、ブログ記事であればブレーキをかける必要もありません。筆が進むままに書き進め、結果3つの記事で3万文字を超える大作になってしまいました。😇

ヤプリiOSエンジニアの新プライバシー要件対応① | 時系列で振り返り、関連用語を理解する

tech.yappli.io

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会場の選定

スポンサーセッションでは、どの会場で発表するかの希望を出すことができます。 (当然広い会場の場合には料金も変わります)

人事の方から、「大きい会場どう?せっかくなら多くの人にリーチできる方が良いよねっ!」(押しが強い文面ですが、もちろん、ちゃんと本人の意思は汲んでもらえてます)

ということで、Track Aで登壇することになりました。(会場広いっ!怖いっ!)

登壇することは望んでいましたが、まさか初めてがTrack Aになるとは思っておらずとても気が引き締まりました。

前夜祭でのTrack A会場(やっぱり広いっ!怖いっ!)

当日の流れ

発表はday 1の11時25分からで、その日の2つ目の枠でした。ひとつ前のTrack Aでshizさんの発表を聞きながら気持ちを奮い立たせてました。

前のセッションが終了してから、接続確認を進めていきます。iOSDC スタッフの方は本当に丁寧で、配置に迷っていたり接続がうまくいかないことにもしっかり対応してくださりました。

そして、発表なのですが思った以上に緊張はせず、リラックスして発表することができたかなと思います。

事前撮影でのヤプリポーズ(ヤプリのYを表現)もしっかり大画面に晒されてスタートしました笑

発表練習含めてしっかり準備させて貰えたこともありますが、やはりヤプリのメンバーや知人の方が会場に来てくれたのが大きかったです。

振り返り

頷きながら聴いてくださっている方も多く、発表していて孤独に感じることなく話し切ることができました。

発表すると緊張感から、周りが敵だらけのように思ってしまいがちです。しかし、そんなことは全くなく、良い発表をしっかり聴きたい思いで会場に足を運んでくださっています。

変に緊張せず、アウェイではなくホームだと思って会場全体を見渡して発表してみると気持ちが楽になっていく感覚がありました。

Xでも嬉しい反応がいただけて、発表してよかったなと実感しました。

注意事項メモ

当日までに「これ知っておくとよかったな」をメモレベルでご紹介しておきます。

会場によってはスピーカーノートが見えない!?

会場によっては画面がミラーリングでの共有となる場合があります。

その場合には、発表資料を全画面で手元のPCに投影する必要があります。そのため、PCのみだとスピーカーノートは見えなくなる可能性があります。 (会場によっては、画面拡張ができていたことも耳にしたので全てがというわけではなさそうです)

そのため、発表練習をしっかりしておくことはもちろんですが、別端末も用意してスピーカーノートを確実に確認できるようにしておくこともできておくと良いかと思います。

(Keynoteで作成していれば、iPhoneと連動して手元で操作・スピーカーノート確認もできるので良いかも 👀)

Google Slide の場合には通信環境に注意

発表資料はGoogle Slideで準備していたのですが、当日の通信環境によってはスライド表示ができない怖さがあります。

幸いiOSDCの当日の通信環境は快適だったので特に問題にはなりませんでしたが、前日のday 0の時に「もし、発表中に通信環境悪くなったりしたらやばいな。。。」と思ってオフラインでの予防線をバタバタ準備してたりしました。

特に会社のGoogleアカウントでは、オフライン使用がロックされている場合もあるので、当日にバタバタしないようにKeynoteなど通信環境に左右されない状態とできているのがベストかなと思います。 (Google Slideだと動画があると、オフラインで使用可能にしても見れないので。。。)

最後に

iOSDC はiOSに関わる自身にとって、夢の舞台とも言える場所でした。

今回はスポンサーセッションという枠からiOSDCで、それもTrack Aの大きな会場で登壇機会を得られたのは本当にありがたいことでした。

機会をくれたヤプリはもちろん、レビューなどサポートしてくれたチームメンバーにもこの場で感謝を伝えられたらと思います。ありがとうございます。

次はプロポーザルからトークでもしっかり採択いただけるように頑張ります!

ちなみに、パンフ記事は採択いただけてたりしておりますので、読んでいただけるととても嬉しいです。

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