こんにちは。ヤプリでiOSエンジニアをしている三縞です。
今回DroidKaigiにブースのお手伝いも兼ねて参加させてもらうことができました。
普段はiOSアプリ開発をしていてAndroidの開発経験は人生で通算2ヶ月ほどの僕が、DroidKaigiに参加して感じたことを書いてみます。
熱気がすごい
発表によっては立ち見が出るほどで酸素不足で息苦しいことも。
展示ルームも休憩時間になると人でいっぱいになり熱量がすごかったです。
本物のバリスタさんが一杯一杯カフェオレを淹れてくれるコーナーにはいつも列ができて大人気。
軽食コーナーにはケーキも置かれていて発表の合間に一息つくのに最高でした。
ブースは各企業それぞれ趣向が凝らされていて見て回るだけで楽しかったです。
ノベルティもそれぞれおもしろくて、個人的にはリアルGoogleカレンダーやZOZOスーツが嬉しかったです。
発表後の質問時間がない
これは結構おどろいたんですが、発表後に「何か質問ある人は手を上げてください」のコーナーがなく、質問がある人はこのあと展示ルームの所定の場所で発表者に聞いてくださいというシステムでした。
トラブル回避のためなのでしょうか 🤔
Androider以外でも楽しめる話題がある
Android開発のことはほとんどわからないのでアウェー感がすごそうな気がしていたのですが、そんなことはなくiOSエンジニアでも楽しめる発表がいくつもありました。
同じ時間帯に1つは見てみたい発表があり、タイムテーブルの構成がよく練られているのを感じました。
特に気になった発表
巨大なアプリ開発を支えるフラグ管理術
1機能すべてを実装できていなくても、部分的な実装をどんどんメインブランチへマージしていき、機能のON/OFFはフラグによって切り替えるという開発手法です。
これにより複数の大きなfeatureブランチが同時並行で存在することで生じるコンフリクトなどの問題が解消できます。
Androidアプリに限らない話で、普段の開発で大きなfeatureブランチについて問題意識を持っていたところだったのでとても参考になりました。
フラグによって現れないとはいえ、中途半端な状態の実装が本番ビルドに入っていくのでなかなか刺激的だなと思いました。 リグレッションが起きない対策を取りながら弊社のiOSアプリ開発でも徐々に取り入れていきたいです。
クロスプラットフォームモバイルアプリ開発ツール総ざらい2019 〜Titanium MobileからKotlin/Nativeまで〜
クロスプラットフォーム開発についての発表は多くあり関心の高いトピックであることを伺わせました。
その中でこの発表は主要なツールを網羅的に振り返り&比較されていて、クロスプラットフォームツール界隈の全体像と現状を把握するのに助かりました。
ああ、素晴らしきTDD ~アプリとエンジニアの心に安寧を~
「TDD=テストを先に書いてそのテストが通るように実装をしていく」というくらいの理解だったのですが、もっと厳密なルールが存在することを知りました。
このルールを使えばかなりシステマチックにコードを書いていくことができるということをライブコーディングの実演を通して理解できました。
既存のプロジェクトにすぐにこの手法を取り入れることは難しそうですが、頭の片隅に置いておいて何かの機会に活かしたいです。
最後に
iOSエンジニアでも学べることが多くありとても楽しめました!
それもこのカンファレンスを広く楽しめるよう、タイムテーブルの構成や飲食の手配など注意深く準備していただいた運営の方々の気遣いがあってこそだなぁと感じました。
また参加できる機会を楽しみにしています。