
この記事では、なぜ私たちが DroidKaigi に積極的に参加するのか、そして今年の活動の裏側や成果についてご紹介します。
なぜ DroidKaigi に取り組むのか
DroidKaigi は、日本の Android 開発者にとって一年に一度の最大のカンファレンスです。私たちにとって、このイベントは単なる情報収集の場ではなく、個人・チーム・コミュニティ それぞれに価値をもたらす重要な機会と考えています。
- 個人の成長
- 発表に挑戦することは、自身の技術的知識を整理・体系化し、さらに深掘りする絶好の機会です。また、専門性をコミュニティに示すことで、個人のブランドを築く大きな一歩にもなります。
- チームへの還元
- 準備や参加を通じて得られた知識やノウハウはチーム全体で共有され、日々の開発に活かされています。共通の目標に挑む過程は、技術力の底上げだけでなく、チーム内のコミュニケーションをより活発にします。
- コミュニティへの貢献
- 日々の開発で得た知見や試行錯誤の結果を発信することは、業界全体への価値ある還元です。「技術は共有によって進化する」と信じ、その一端を担うことを目指しています。
DroidKaigi 2025 投稿の舞台裏
4月下旬 – 準備スタート
DroidKaigi のプロポーザル募集が始まると同時に、チーム内で「今年はどんな内容で挑戦する?」と議論がスタートしました。
5月 – アイデアの孵化
最も重要なのは「何を話すか」を決める段階です。そこで、2回にわたる「ネタ出し会」を開催しました。今回も社内のiOS エンジニアが参加し、Android 側とは異なる視点を取り入れることができました。また、Android 側のメンバーもiOSDC ネタ出し会に参加し、相互に刺激を受けながらアイデアを膨らませました。
- 第1回:過去のセッションを参考にしつつ、最近の技術課題や新規導入したライブラリなどを自由にブレインストーミング。
- 第2回:出たアイデアをチーム内で投票し、人気の高いテーマについて「なぜ聞きたいのか」「どんな内容を期待するか」を深掘り。プロポーザルの方向性を固めました。

5月下旬 – 戦略的なプロポーザル作成
アイデアが固まったら、いよいよプロポーザル作成です。ここでは独自の工夫を取り入れました。
- AIによるテーマ提案
- 内部リポジトリのコミット履歴を AI に分析させてテーマ候補を自動生成したことで、思いもよらなかった切り口の発見につながりました。

- 戦略的なテーマ選定
- 投稿傾向を分析し、競争が激しい分野だけでなく、まだ投稿が少ないが重要性の高い領域を狙う方針を取りました。

6月 – 結果発表
- 6月1日:投稿締切
- 推敲を重ねたプロポーザルを提出!
- 6月22日:採択結果発表
- ドキドキしながら結果を待ちました。
残念ながら、今年は採択には至りませんでした。チーム内で悔しさを分かち合いましたが、それ以上に「この経験を次にどう活かすか」「来年こそは!」という前向きな気持ちになりました。
今年の成果と次への一歩
私たちの取り組みを、昨年のデータと比較して振り返ります。
- 2024年:3名が投稿、うち2名が採択(いずれも現チームメンバー)
- 2025年:3名が投稿。昨年に続いて挑戦した2名と、初挑戦者1名です!
- 実は、昨年に続いて挑戦したうちの1人が私です
結果は伴いませんでしたが、挑戦する文化がチームに根付いていることこそが、私たちにとって最大の成果だと感じています。プロポーザル作成を通じて得た知見や、今回の悔しさをバネにした改善案は、既に来年への貴重な財産です。
継続して挑戦できる環境があることを、とても嬉しく思っています。
投稿だけでは終わらない、学びの文化づくり
私たちの活動は投稿で終わりではありません。カンファレンスを最大限活用し、学びをチーム文化として根付かせることを大切にしています。
- 知識インプット(6–7月)
- 「Google I/O 視聴・共有会」を開催し、最新トレンドを継続的にキャッチアップ。
- 社外交流
- DroidKaigi.collect のコミュニティイベント運営に協力し、外部の開発者と積極的に交流しました。
- 知識の定着
- 参加者による「登壇・参加レポート」を執筆し、学びをチームに還元。
- 大会後には注目度の高いセッションをチームで視聴・議論し、参加できなかったメンバーも含めて知識を共有。次年度の挑戦にもつながっています。
おわりに
私たちは今後もこの取り組みを継続・改善し、より多くのメンバーが参加できる環境を整えていきます。来年は Androidエンジニアだけでなく、iOS やバックエンドなど他領域のメンバーも巻き込み、新たな挑戦をしていきたいと考えています。
この記事を読んで、
- DroidKaigi のようなカンファレンスに挑戦してみたい
- 失敗を恐れず、チームで学びながら成長したい
- 技術を共有する文化の中で働きたい
と少しでも感じていただけたなら、まずはカジュアルにお話ししませんか? あなたの挑戦を応援します。
ぜひ、採用情報からお気軽にご連絡ください。一緒に成長できることを楽しみにしています!